あれもこれも、まるっとDiak。

東南アジアの端の東ティモールから、ちょっと面白い情報を南風に乗せて届けます。

クレジットカードが使えない国でクレジットカード付帯の保険を使ってみた!in東ティモール

東ティモールは完全なる現金主義です。

お財布に小銭しか入っていませんKEIです。 

 

ちなみに言いますと、クレジットカードが使える店舗は今のところ出会ったことがありません。

そう、ティモールからバリに出国するときに友人のチケット屋さんで買うときも現金。

大家さんに家賃を払うのも現ナマってやつです。

大きなお金を払うときはいつもドキドキです。

 

なので、皆さんが海外旅行で使われるクレジットカードの付帯保険をキャッシュ払いすることができません( ̄ー ̄)

そーんなぁー.…って思いますよね。私も思いました。

そもそも東南アジアで何が起こるかわからなくて、デング熱も発症率が高いティモール、外国人は何があるか分からないので医療保険加入は必須です。

 

だがしかし.…クレジットカードの保険で、クレジットカード払いできないと.…正直心配。

 

ということで、支払い請求してみたKEI が流れをお伝えして少しでも不安を払拭できればと思います!!

 

加入保険:<セゾン>ブルー・アメリカン・エクスプレスカード (初年度無料:年会費3000円)

怪我:バイクからの転倒により首を亜脱臼(鞭打ちです)

 

停車しているバイクの後部から降りるときに、スカートが絡まってしまって落下しました。

はい、想像するとひどくダさいんです。

なんてゆーか…イナバウワーです。マトリックスです。超ダサい落ち方しました。

しかも大きな道路で人通りも多く、昼間。

通り過ぎるにいちゃんたちに笑われました。

 

その時はそんなに痛くなかったんだけど、次の日から首と全身が痛くなり。

「あ、そういえば落下したなー」って軽く考えてました。

でも1日、2日と経つうちに吐き気や全身の疲労感、発熱が発生して友人に相談したところ病院に行った方がいいと。

 

そこで近くにある一番大きな外国人の先生たちが勤務している病院へ。

名前:スタンフォード病院

※治療費が高いのでティモール人はほとんどいません。

 

診察、問診、首のレントゲン撮影、お薬の処方と首のコルセットをもらいその時は350ドル程でした。

ちなみに先生はスペイン人の女医さん。(各国から来ているので人によります)

アメリカン・エクスプレスカード での支払い対応を病院がしていないので(病院はVISAだけでした)現金で払い領収書をもらいました。

病院にない薬は近くの薬局で購入しますが、そのレシートも保管します。

 
f:id:keishimizu:20180202212121j:image

友達に撮られた.…エリマキトカゲみたい。

笑ってるけど、痛いのとか色々混じって笑うしかない状況。

 

怪我をした時点では日本へ帰国する予定が無かったので、どのタイミングで請求すればいいかわからず日本にいる兄へ詳細を送ってコールセンターに問い合わせをしてもらうことに。

※以前コールセンターで働いていたので、事故が発生したときはすぐに連絡が必要なんじゃないかな?と思ってこんな対応をしてみました。

 

兄いわく、帰国してから請求してくれればいいって言ってたよーとのんきな様子。

 (もう少し心配してくれてもいいと悪態をついたのは内緒です)

 

そして、その後経過観察でもう一度通院をしました。

 

全部かかった領収書は取っておきます!

絶対絶対無くしちゃだめですよー!!

 

そしてざっくりと説明すると、

帰国時に再度本人から担当部署へ連絡をして請求書類を一式もらい、領収書コピーや必要書類の記入、パスポートコピーをつけて送りました。

書き方は全く難しくなかったのでよかったです。

その後、入金額が確定したときには既に出国をしていたので電話が受け取れなかったのですがそこはさすがアメリカン・エクスプレスカード 様。

メールで詳細を送ってくださいました。

コールセンターの対応も素晴らしくて、「一度兄が連絡をしていて、・・・」と伝えたところ覚えていてくださり、とても対応が真摯で優しかったです。

 

と、まあこんな感じでクレジット払いができなくても帰国してから簡単に請求ができたよ!ってことをお伝えしたかったのです。

 

更に追記してお伝えすると、怪我の後で体調が優れなかったので、東ティモールでは完治は無理だと判断し一度日本に帰国をしました。

 

日本でもレントゲンを撮ったり、整骨院に通ったり治療をして…。

 

最後に言われたのは、元々首の骨に異常はあったのですが今回の事故でさらに骨がずれてしまい完全に戻すことはかなり困難であるとの診断。

痛みが増さないように、体調管理しながら付き合っていく方がいいということと、そんなに長く日本には居られないので完治は出来ずに治療は終了となりました。

 (おかげでいまだに不調と仲良く付き合っております。治したい。)

 

ただびっくりしたのは、海外旅行保険だから海外での治療費だけが対象かと思いきや、帰国後の日本国内の治療費も請求可能とのこと。

これはびっくりしました。

 

 

結構いろいろなブログでクレジット付帯の海外旅行保険に精通されている方々が詳しく書いてくださっているのをみているので私の説明なんてどうよ…と思ったのですが

発展途上国に居て、保険が付帯されているクレジットカード決済でなくても請求できるのかな?ということを書いている人が少ないように感じたので

自分の覚書としても書き留めておくことにしました。

 

結果論なので、請求出来て治療費戻ってきてよかったねということになるのですが。

ちゃんと確認される方は診療前に怪我の状況と通院が請求対象になるのかカード会社に確認されるようなので今度は担当部署に連絡してみたいと思います。

 

全体の対応スピードや窓口の方の対応、メールで確認を送って下さったことなどを含めて私はアメリカン・エクスプレスカード 海外旅行保険は入っていてよかったと思いました!

他にも楽天ゴールドカードも利用はしていますがまだ請求はしたことがないので、もしここ3か月の間に通院をしたらそこでも請求してみたいと思います。

…請求しないに越したことはないのですけれども。笑