あれもこれも、まるっとDiak。

東南アジアの端の東ティモールから、ちょっと面白い情報を南風に乗せて届けます。

血液検査をしました。


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※一応こちらが外国人向けの採血場所らしい..です。

 

なんと、この国で血液を抜くとは思いませんでしたが。

ビザ更新と就労証明書の発行の為に国立病院で健康診断をしてきました。

 

今回は血液検査の採血2本と結核のチェックのためにX線の撮影を。

この国立病院、なんていっても笑えるのが全てが分業制。

患者自身があっちゃこっちゃ行かなければいけないのです。

 

まずは血液検査の為に会計場所に行ってお金を払って、

次に敷地内を迷子になりながら採血。

※あまり医療関係者じゃないのでよくわからないのですが…採血の針が日本より太くて地味に痛かった。2本分はそれぞれチューブを通して採血されるのですが、採血管を差し替える時に針から、血が!落ちる!!あぁぁ!!!となり、終わった後もちゃんと抑えていたのに、きっと漏れたのでしょう…大ゲンカをしたかのような大アザになりました。

↓観覧注意!皆んなにどーしたどーしたと言われたアザです。これでもよくなったほう。

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衛生ってなんだ、清潔ってなんだと病院に行くたびに思い知らされるという。

手袋も毎回変えはしないので、じゃあなんのタイミングで変えるのかしらという..。

またも謎の深まる病院事情。

採血の看護師さんは優しくて可愛い人だったけど。

 

そして採血の後は暑い暑い待合室で待ってX線の撮影。そしてこの撮影は別料金。

ん??なぜ??

※数日前に同じことをやった人は外国人は国立病院では撮影出来ないから別の病院でやってきてと言われたそうなのですが、私達…何故かできました。なんのこっちゃ。

 

30分ぐらい待って、ようやく呼ばれ(技師のおっちゃんが私の名前をちゃんと呼べなかったのは良しとしよう)、ブラトップの部品がプラスチックだから脱がなくてもいい?って聞いたら良いっていうから、もう誰が前に着たんだか汚れなんだか血なんだかわからないけど置いてある撮影着を羽織ってパシャりと。

 

そしたら、「お前は何で全部脱がないんだぁぁぁー!」と。

 

え…良いって言ったのに、、と思いながら、もう一度脱いで撮る。

あぁ、あの撮影着、控えめに言っても本気で嫌だったな。

 

そして撮影後はいつ取りにくればいいか確認して、その日は終了!

あまりに暑い場所で待ったのと採血をしたからか午前中のこの数時間の行動だけで午後は動けなくなりました。

 

そして指定された日にちを大幅に超えて、後日取りに行った時のこと。

まー、これがこれが。

日本で考えると、自分の健康診断の結果ってまとまって渡される感じというイメージだったんですが、やっぱりここはティモールでした。期待は裏切りません。

 

もう、これがあっちゃこっちゃ病院の敷地内にある各所に行って、自分で集めて来なきゃいけないのです。

 

しかも採血の結果が2種類なので血液検査だけで敷地の端と端のラボに行き、迷っておじさんに聞くも、おじさんに無視される。

 

そこからさらにX線の結果を取りに行き、最終的に始めの会計をしたところでお医者さんが異常なしと書いてサインをしてくれたA4半分ぐらいの紙をもらう。

※ビザ関係で必要な書類はこの紙切れ(笑)だけ。

 

患者?っていうんでしょうか、健康診断を受ける本人が各所を回って検査を受け、かつ結果も本人がそこらこちらと回って集めなければけないというシステム。

 

あれだけ人がいるけど、どういうことなんだか。

しかも場所がわからなくて白衣を着ている人=働いている人だろうと、聞いてみても。

ほぼほぼの確率で「あっち、そばの」という意味のSorin;ソリンしか言わないっていうwww

右も左もあっちもこっちも前も後ろも全部 そりん!!

ちゃんと明確に教えてください!!迷います、笑っている場合じゃありませんよ!!

 

結果優しくて癒されたのは、総合会計のところのおじちゃんでした。

後ろにいるおばちゃんたちはバッチリメイクしてめっちゃおしゃれして就業時間におしゃべりやら携帯で動画を見ているけど

おじちゃんはめっちゃ真面目に働いていて、わからないこともニコニコ教えてくれました。

しかもめっちゃ達筆で字が綺麗だった。

こんな真面目なおじさんが働いていると知れただけでちょっと救われた気分です。

 

 

…いや、ちょっとまって。

就労証明書は一年毎の更新だけど、これ来年もやるの??

 

のーーー!!