放牧ならぬ放山羊。やぎ、やぎ、やぎ.…
時に道路で名に縫わぬ顔をしているヤギをバイクで轢きそうになるKEIです。
今日も暑い青空の下、ヤギは元気に生きています(笑)
いや、人間も生きていますよ。暑いながらもなんとか、なんとか。。
ヤギなんてほとんど日本で見たことないし、山羊の高級チーズと言われて食べたものがお子さまの舌には激マズだった記憶ぐらいで特にヤギに思い入れも何もないのですが。
始めて東ティモールに旅行に来た2015年、始めての場所で寛大なティモール人が振る舞ってくれた御馳走は
ヤギの丸焼きだった。
そう、思い出した。
そのとき私はヤギの皮を剥ぐという日本から来た女子からぬ行動を取って周りの人にビックリされたのでした。(笑)
料理で魚をさばくことを小さなころにお母さんに教えてもらったり、田舎から送られてきたクルマエビの頭をぶちっとちぎってみたり、なかなかな経験をさせてもらっているとヤギが出てきたときも興味が先にくるもので。
正直ちょっとわくわくしました。
大きな動物を捌く様子を眼で見るのは初めてだったのです。
人が食べるものは全部命をいただいているって考えると生きている状態から口に運ぶまでがすべて目の前で行われるというのは非常に貴重な体験ですね。
お肉はスーパーに並んでいるパックの状態で生きているわけではないので、そう考えると動物を〆て食べるというこの文化は教育的だとも思うのです。
日本だと命をいただく事を学ぶために豚を飼ったり、鶏を飼育したりする学校もあるそうですから人間にとっては得て損ではない知識であり、かつ生きる上で良い体験であることは確かだと思います。
まぁその時食べたヤギの丸焼きは正直めっちゃヤギの匂いのする肉だったから一切れぐらいしか食べなかった記憶があるけど、振舞いたい!っていう寛大さにびっくり&感動したものです。
今はもう言われないけど、引っ越してきた時は«ヤギの皮を剥いだ子»と言われることもあったなぁ。懐かしき。。。
そんなこんなで、東ティモールにいるヤギでもまだ食べられてない組は(今後食べられるのかもしれないけど)いつもそこら辺をてくてくお散歩しています。
赤ちゃんヤギで小っちゃい角が触ってみたら何か生えてるなっていう大きさから
餌をもらってみたものの、野菜がつるされているからこれ以上は食べ進められないヤギまで。
ヤギの世界にも色々ありそうです。
大変そうです。
人間の世界もいろいろあるけど、
動物の世界もこれまた、大変そう。
お互い頑張ろうぜ。やぎちゃんよ。